自律神経には交感神経と副交感神経があります。
・交感神経 ・・ 活発な状態。緊張した状態
・副交感神経 ・・睡眠時、ゆったりした状態
これを適度に交互に繰り返すことは、
人間のホメオスタシス(恒常性)を保つために大変重要なことです。
具体的には。。
お仕事をされているときは、交感神経が優位になっています。
お風呂に入って「ふわ~~」っとなっているときは副交感神経が優位になっています。
例えば、こんな経験ありませんか?
朝ギリギリまで寝て、バタバタを出勤し、
1日忙しく働いて残業し、かきこむように夜食を食べて
お風呂に入りながら仕事のことを考える。
神経は休まらず、常に交感神経優位の状態が続いています。
このように、どちらか偏った状態が毎日続くと、交感神経と副交感神経のスイッチがスムーズに働かなくなり、肩こり・冷え・便秘・不眠など、不調を感じるようになってきます。
この状態が積み重なって、重篤な病気になってしまうことさえあります。
また、夏の暑い時期、
本来ならば発汗すべき時期に、快適なエアコンの部屋にずっと居ることで十分に汗をかかず、発汗しにくい体に。そして室内と真夏の外の温度差に体がついていかない。
これも自律神経の乱れに繋がります。
自律神経は目でみることはできません。
でも、とても大切なものです。
そして自分の体に意識を傾けると感じることが出来ます。
自律神経を整える = 自分自身を見つめて声を聴く
それって、「なによりも自分を大切にする」という幸せの法則に繋がりますね。