漢方養生セミナーを行うと、受講生の方の持つ一番のお悩みは「冷え」なんです。
手先や足先の冷えなどを、ひとによって冷える部分は様々ですが、目に見える部分が冷えていて、「冷え」の症状はわかりやすいですよね。
そして、冷えの重要な症状はもうひとつ。
お腹の冷えや、脚のむくみが気になる症状を感じている方などは、カラダの深部が冷えています。
こういった方は「低体温」ではないでしょうか?特に原因も無いのに、脚がむくみ易いなど気になる方は、意識してご自身の体温を測ってみてください。
日本人の平均体温は36.5度前後と言われています。脇や舌下など測る場所でも多少変わるのですが、36度以下の場合は完全に低体温です。
では、カラダの深部が冷える(低体温)と、どのような症状が出るのでしょうか?
●基礎代謝(新陳代謝)が低下し、太りやすくなる。
●免疫力が低下し、体内酵素の働きが大幅に減って臓器の動きが悪くなり、心身のバランスを崩しやすくなる。
●やる気がでない、疲れやすい、食欲がない
自分の体温は、体温を測る習慣が無ければ気付かないことが多いです。
ですが、カラダの症状から「もしかしたら自分は低体温?」と気付くシグナルがあります。そんなカラダの声に、いつも耳を傾けてみてくださいね。
健やかさは、自分の意識を変えることから始まります。